Q 大規模修繕工事のコンサルタントのメリット・デメリットを教えてください?

コンサルタントは設計監理方式で業務を行いますので、責任施工方式に比べ管理組合様との打ち合わせも多くなる反面、内容を検討・確認しながら計画から竣工まで予定通り円滑に進めることができます。またコンサルタントは、公正・中立的な立場で適切な仕様と予算調整、施工業者選定のアドバイス、工事の品質管理を行います。そのため修繕周期を12年から15年へと延伸することも可能になり、ライフサイクルコストの低減が可能となります。

Q 工事会社はどうやって決めるのがよいのでしょうか?

一般的には、「業界新聞への公募」により工事会社を募集、書類選考による1次選定、見積比較による2次選定、ヒアリングによる最終選定で1社に絞る方式を推奨しています。1次選定では会社の規模、2次選定では見積金額の妥当性、ヒアリングでは現場代理人を含めた総合評価による選考方法は合理的かつ公平な選定を可能とする方式です。そのため、管理組合は弊社の作成した資料を基に比較検討ができ、その選定のプロセスも透明となり総会での説明や承認が円滑に進みます。

Q 大規模修繕工事費用の適正金額がわかりません。何を目安に決めればいいの?

管理組合様から、マンションの規模(戸数)と経年数くらいの情報で「今回の大規模修繕工事はどのくらいかかるだろうか?」と聞かれることがあります。しかしながら、建物調査をして工事範囲や仕様などを想定、設計予算を作成してやっと工事概算金額が分かりますので、営業段階や設計の初期段階での回答は難しいのが実情です。そもそも、工事の適正金額とは適切な見積依頼と見積比較により確認できるものではないかと考えています。コンサルタントが行う適切な調査と設計、その後に続く前述の選定方式は「適切な施工業者を適正な金額」で決定する一助となっています。