調査診断業務とは

大規模修繕工事を実施する前には建物の劣化状況を正しく把握するために建物調査診断を実施します。
調査結果を元に工事の実施時期を計画どおりとするか、建物の状態が良ければ先に延ばすかを検討します。

調査診断業務の目的

業務方針

建物の現状を徹底調査し問題点を整理、設計の基本資料を作成します。

調査診断業務の流れ

1. 準備調査

管理組合への聞き取り、竣工図・修繕工事履歴を確認します

2. アンケート調査

全居住者にアンケートをお願いして、不具合箇所の他、改良・改善の要望の意見を集める。

3. 現地調査

目視・触診・打診により共用部全般を調査します。

4. バルコニー調査

全住戸の約10%の立入調査で専用使用部の劣化の傾向を把握します

5. 機器調査・試験

塗装・タイルの付着試験、コンクリートの中性化試験、シーリングのダンベル試験、その他必要に応じた試験を実施します。
その結果、数値的に劣化度を把握します。

6. 調査報告書作成

記録写真の整理、試験データの分析、劣化度の判定を行い調査結果の所見を作成します。

調査診断業務のポイント

  1. 各部の劣化状況の的確な把握と劣化度の判定
  2. アンケートにより居住者の要望事項を把握、内容を区分・検討し工事に反映
  3. 居住者への結果報告により、工事への理解を深め参加意識を高める